妊娠を望んだ時、まず葉酸サプリの摂取から始める女性は多いのではないでしょうか?

 

 

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妊娠初期の胎児の発育に非常に重要な役割をしてくれる葉酸ですが、

 

 

実はその周期によって、また摂取量によっては生まれてからの赤ちゃんにリスクを伴うといった事実もあるのです。

 

 

今回は、葉酸の適正な摂取量とリスクについてまとめてみました。

 

 

妊娠後期の葉酸摂取で喘息のリスクが高くなる!?

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妊娠後期に葉酸をあまり摂りすぎると赤ちゃんが喘息になってしまう、という話を聞いたことがありませんか?

 

 

葉酸を摂りすぎると過剰摂取になる?

 

 

妊娠初期にはあれだけ必要とされていた葉酸が赤ちゃんを危険にさらすというのは本当なのでしょうか?

 

 

事実として、妊娠後期に一日1000マイクログラム以上の葉酸を摂取した場合、生まれた赤ちゃんが3歳になるまでに喘息を発症するリスクは、

 

 

摂取していない母親の赤ちゃんに比べ1.26倍になるという研究結果が出ています。

 

 

ただし、この研究では、あくまでもサプリメントでの摂取がポイントとなっていました。

 

 

では葉酸ではなく、サプリメントに含まれる成分に問題があるのでしょうか?

 

 

実際、サプリメントに含まれる葉酸は合成葉酸であり、野菜などから摂れる天然葉酸とは厳密には違います。

 

 

ただし、この違いが喘息のリスクに影響しているわけではありません。

 

 

野菜などの食材から摂れる天然葉酸は、水溶性のビタミンであるため水に溶けて流れてしまったり、調理する間にどんどん減っていってしまうため、実際には摂取できている量は意外に少なくなります。

 

 

そのため妊娠初期には敢えて葉酸サプリで補充しているのですね。

 

 

一方合成葉酸の場合は、そのまま飲み込んでしまうものなので表示された成分量をそのまま摂取することになります。

 

 

つまり、ポイントはやはり摂取量なのです。

 

 

妊娠後期の葉酸の過剰摂取は注意が必要!?

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では、どのくらいの摂取量が過剰とされるのでしょう?

 

 

喘息になるリスクが指摘されている基準は、一日の摂取量が1000マイクログラム以上です。

 

 

通常の葉酸サプリメントの摂取推奨量は400マイクログラムですので、基準値の2,5倍ということになりますね。

 

 

つまり一日の目安量を間違って毎食後に飲むことを毎日続ける、

 

 

といった極端な摂取の仕方をしない限り、この1000マイクログラムは超えません。

 

 

ですが、それでも不安がある方は、後期に入ったらサプリメントの摂取をやめて通常の食事でできるだけ葉酸を多く含む食材を使うなどの方法に切り替えても良いですね。

 

 

ただし、産後はまた授乳で通常摂取可能な栄養素だけでは不足してきますので、サプリメントでの補給は再開させた方が良いでしょう。

 

 

妊娠時の周期別の葉酸サプリの必要性と摂取量とは

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では、おさらいとして妊娠前から周期別に、葉酸の必要性と適正な摂取量をまとめてみましょう。

 

 

そもそもになりますが、葉酸は水溶性のB群の一種で赤血球や細胞を新生させるのに必要不可欠なビタミンです。

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妊娠初期に重要とされているのはこの働きが、爆発的に細胞分裂を起こし続ける胎児の発育に必要で、この葉酸が欠乏すると、

 

 

初期に作られる神経系器官に障害が生じ神経管欠損症という先天性の奇形を起こすリスクがあるのです。

 

 

通常、普段の食生活から摂取している葉酸の量は成人ですと平均一日240マイクログラム前後です。

 

 

妊婦であればここに+200マイクログラム、

 

 

授乳中は+100マイクログラムの摂取が推奨されています。

 

 

周期としては妊娠前1ヶ月ごろから妊娠3ヶ月ごろの初期に一日400マイクログラム程度を摂取すると良いでしょう。

 

 

この基準値を満たすと、神経管欠損症のリスクを低減することができます。

 

 

それ以降の妊娠中も一日の摂取目安量は一日400マイクログラム程度と変わりません。

 

 

ですが、先に挙げたように、普段から葉酸の多い食材を好んで食べていたりして不安がある方は、安定期を過ぎたらサプリメントの摂取はお休みしても良いでしょう。

 

 

また産後の授乳期には母乳から体内の栄養素が出てしまいますし、赤ちゃんの発育にも引き続き葉酸が必要不可欠ですので、

 

 

一日300マイクログラム以上摂取できるよう食事に気を付け、サプリメントで補給しましょう。

 

 

サプリメントに頼らず葉酸を効率的に摂取するには?

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では、サプリメントで過剰摂取することが不安な方、できればお腹の赤ちゃんや生まれてきた子供にも天然葉酸を摂らせたいと思っている方へ、葉酸を多く含む食材をご紹介しましょう。

 

 

葉酸はもともとホウレンソウから見つかった栄養素なので葉物、緑黄色野菜から多く摂れると思われがちですが、実は含有量が多いのは意外にもレバーや海産物なのです。

 

 

レバーは鶏、豚、牛の順に葉酸が多く含まれています。

 

 

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100グラムあたりに含まれる葉酸量はなんと鶏レバーで1300マイクログラムなのです!

 

 

これはもちろん天然葉酸ですので、調理でかなり減ってしまいますが、妊娠後期では注意したい食材ですね。

 

 

レバーからは鉄分も摂れるため妊娠中によくある貧血にも効果がある一方、

 

 

実はレバーに豊富に含まれるビタミンAを妊娠初期に過剰に摂りすぎると胎児に奇形を起こすリスクもあることが指摘されています。

 

 

葉酸が効率よく摂れるからと言って、毎日のように食べるのは避けた方が良さそうですね。

 

 

次にウナギやウニ。

 

 

こちらもレバー同様ビタミンAを多く含んでいますので食べ過ぎには注意。

 

 

ただ、やはり昔から滋養がつくと言われている食材には根拠があるのですね。

 

 

海産物では海苔の含有量が多く100グラムあたり1900マイクログラムも含まれます。

 

 

ただ、海苔ってあまり一度にたくさん食べられませんね。

 

 

過剰摂取をあまり心配せず、少量でも効率よく摂取できる便利食材です。

 

 

実は発酵食品である納豆や酒粕、漬け物にも葉酸が含まれているので、こうした副菜と上手に組み合わせてメニューに加えると手軽に葉酸が摂れますよ。

 

 

緑黄色野菜では、枝豆の含有量が高く、モロヘイヤ、パセリ、ブロッコリーなどが並びます。枝豆やブロッコリーなら茹でるだけで調理の手間がありませんので、

 

 

常備菜として毎食の付け合わせに使うのがおススメですよ。

 

 

ただし含有量は先に挙げた海産物などに比べ、どれも100マイクログラム台と少なめであり、茹でるとかなり葉酸は流れてしまいます。

 

 

できれば上に挙げたような含有量が高く調理で流れにくい食材と併用してバランス良く摂取することをお勧めします。

 

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